おいてけぼり

 ごきげんよう。ねぶとりです。7月(ふみつき)になりました。

 今月のお話は、大変長らくお待たせでありんした。なんせ、6月下旬頃より、謎のウイルスに支配され、喉の痛み、微熱が連続して続き、鼻水、咳で、わらわの大切な睡眠が妨げられる日々でして、受診してもコロナでもインフルエンザでもないとのことで、服薬で何とか回復傾向ではありますが、未だに喉の痛みや身体がすっきりしないのでありまする。妖怪だから、ウイルスなどに支配されるはずがない!と思っていらはる、そこの貴方・・・妖怪かて、へんげして数十年経つと、進化しつつあるウイルスには、対応しきれなくなってくるのでありますがな(T_T) 人間界の人々かて、ここ数十年で身体が進化しているのか、未確認生物に近くなっているのか、少子化がかなり進んでいるとか・・・

 少子化の影響で小児科医も少なくなり、もちろん産婦人医も少なくなっているため、病院探しも大変になってきているらしく、医療充実の危機!

 また、犯罪までも進化して誰でもが犯罪に巻き込まれるかわからないような、恐ろしい現実。人間界は本当に滅びに向かってしまうぞよ。どうする人間界の皆様、何とかせねばいかんぞよ(-.-)

 ところで、境内に金魚の泳いでいる小さな人口池があり、金魚の餌にありつけるせいか、ツチガエル君が住み着いているのでありんす。普通カエル君達は、カエルになってから越冬するのですが、なんとツチガエル君は、オタマジャクシで越冬できるのでする。大きさは3~5センチ程度、茶色い背中全体にイボイボがあって、イボガエルとも呼ばれているそう。同じイボイボがあるヒキガエルより小型でスマートな体系でする。

 何と関東地方の一部では絶滅危惧種の危険性にあるとか。生態を維持できる環境が少なくなっている証拠でもありまする(~_~;)

 わらわは、ツチガエル君を「つっちー」と名付けて、宵闇の中、鳴き出すのを楽しみにしているのでありんす。

アマガエル君の雨降りだす前に鳴く、ケロケロという軽い感じの声ではなく、少し低めのそれも余り騒がしくなく、控えめに鳴くのが良き(>_<)。

 怪談話に、柳の木が揺れている様な沼や堀、湿地等で鳴いているカエル君の鳴き声、聞いたことないですか?あれがツチガエルの仲間でする。

 そんなツチガエル君の鳴くある夜、ある釣り人が魚釣りに来て、魚も結構釣れたし暗くなってきたので帰ろうとすると・・・どこからか声がして・・・「おいてけ~おいてけ~」振り向くと誰も居ないのに、また帰ろうとすると「おいてけ~おいてけ~」と。釣り人は恐ろしくなって釣った魚を全部そのままにして逃げ帰ってしまうというお話。

 これは「おいてけぼり」という妖怪の仲間が、それこそ人を驚かしては、釣られた魚をまた取り戻して逃がしているのでする。ツチガエル君達が生息できる環境もどんどん少なくなるのと同じく、おいてけぼりの奴も住処とする沼や堀や湿地が少なくなって生き辛いと嘆いていました。

 なので、ねぶとりが仕事を紹介しましたよん!最近流行っている詐欺犯罪の防止に貢献するように怪しい人を見つけたら「おいてけ~おいてけ~」とやったら、きっと世の中平和になるぞよと。では、次回。